日経平均が初の6万6,000円台に到達、米イラン停戦合意で株高・BTCはリスクオフで1,176万円台へ
· なつみかん
本記事は、2026年5月25日〜5月29日のマーケット動向と、なつみかんポートフォリオの週次変化を整理したものです。
今週のマーケット
日経平均が史上初の6万6,000円台へ ─ 米イラン「60日間停戦延長合意」が引き金
今週最大のニュースは、週末29日の日経平均の急反発でした。 5月最後の取引となった29日の日経平均は大幅反発し、終値は前日比1,636円高の6万6,329円で4日ぶりに最高値を更新 しました。株探ニュースによると、 今週の日経平均終値は6万6,329円で、前週末比2,990円高となり、2週連続で大きく上げて最高値を更新し続けています 。
引き金となったのは中東情勢の緩和観測です。 米一部報道が米国とイランが停戦期間を60日間延長し、核の処理を協議する覚書を交わすことで合意したと伝えたことで買いが優勢 となりました。 前日に売り込まれていた銘柄を中心に「行き過ぎた下落の修正」が入り、買い戻し圧力が一気に高まった 形です。
ただし楽観一色ではなく、 米軍が再びイラン軍事施設を攻撃したとも伝わりダウ平均はマイナスになる場面もあり、依然として脆弱な交渉環境にある様子がうかがえる とも報じられています。
なつみかんポートフォリオの国内株式は週ベースでは −79,200円(−3.03%) と下げています。これは週前半に中東緊迫化で売られた水準が反映されたためで、特に三菱UFJ(−2.19%)、あおぞら銀行(−3.26%)など金融セクターが重荷となりました。一方、29日の急反発をフルに取り込めなかった点は、来週への持ち越し材料という見方もできます。
ドル円159円台で推移 ─ FXスワップが週間+42,651円と最大の貢献
為替市場では、Investing.comの推移を踏まえると USD/JPYは159円台での推移が続き 、週末時点で 159.27円 をつけました。月末のドル買い需要に加え、米イラン交渉進展で米株が連日最高値を更新する中、リスクオン的なドル買いも入りました。
この円安基調を受け、なつみかんのFXスワップポジションは 評価額+415,144円(+2.97%)、スワップによるインカム収益も +42,651円 と、今週のポートフォリオを牽引しました。ただしスワップポイントは各国の政策金利差に依存するもので、トルコリラやメキシコペソなどの新興国通貨はカントリーリスク・為替急変リスクを伴うため、インカム収益として寄与しました。ただし為替変動リスクがあり、安定収益とみなすには注意が必要です。
BTCは1,176万円台へ調整 ─ リスクオフと米PCE反応
暗号資産市場は対照的に軟調でした。 最新のビットコイン価格は11,623,907円で、前日比−415,539円(−3.45%) と、週末にかけて売りが優勢となりました。ダイヤモンドZAiの解説では 2026年5月現在はイラン情勢含む中東情勢の緊張から市場全体がリスクオフとなり、約1,100万円付近を推移している と整理されています。
加えて、OANDAの解説によると 5月28日発表の4月PCE(前年同月比)は市場予想の3.8%に対して結果も3.8%と一致したが、発表後ドル売り優勢の反応が見られた とのこと。インフレ鈍化が確認できなかったことで、利下げ観測が後退し、暗号資産にも逆風となりました。
なつみかん側では、暗号資産積立が −4,468円(−1.22%)、レンディングも −37,231円(−0.97%) と小幅マイナス。ただしレンディングは円安効果もあり、利息(USDT建て)の円換算で +2,418円 が積み上がりました。
ポートフォリオ週次サマリー
| 指標 | 値 |
|---|---|
| 総資産(週末) | ¥22,269,216 |
| 前週比 | +¥310,875(+1.42%) |
| 週間インカム | +¥45,068 |
カテゴリ別(変動が大きかったもののみ)
- FXスワップ:+¥415,144(+2.97%) ─ 円安進行で評価益・スワップ収益とも拡大。週間インカム42,651円は今週最大の貢献。
- 国内株式:−¥79,200(−3.03%) ─ メガバンクや高配当銘柄が中東リスクと利益確定売りに押される。29日の急反発を完全には取り込めず。
- 米国株式:+¥14,774(+1.62%) ─ 円安効果に加え、フォード(F)が+14.0%と急騰、ポートフォリオ全体に対して過度に大きくなりすぎない範囲で検証している保有銘柄が押し上げ要因に。
来週の注目イベント
- 6月3日(火)米ISM製造業景況指数 ─ 景況感の弱さが続けば利下げ観測再燃でドル安圧力がかかる可能性があります。
- 6月6日(金)米雇用統計 ─ 失業率と非農業部門雇用者数次第で、ドル円・米株・BTCすべてに大きな変動が起きる可能性があります。
- 中東情勢続報 ─ 停戦延長合意の実効性次第で、原油・株式・暗号資産のリスクオン/オフが切り替わる可能性があります。
参考情報・データソース
- <マーケット日報> 2026年5月29日 — 株探ニュース/Yahoo!ファイナンス
- <週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2026年5月29日 — 株探ニュース/Yahoo!ファイナンス
- 日経平均サマリー(29日) — OANDA Lab
- 今日の日本株式市況(2026年5月29日) — note(個人解説、米イラン停戦合意の整理)
- ビットコイン(仮想通貨BTC)の今後は?2026年価格予想や将来性を解説! — CRYPTO INSIGHT powered by ダイヤモンド・ザイ
- PCE(個人消費支出)とは|インフレ指標としての役割や影響 — OANDA Lab
- USD JPY 過去データ — Investing.com
- 外国為替市況(日次)一覧 — 日本銀行
- ポートフォリオ実績: BigQuery集計データ(毎日自動更新)
- 暗号資産価格: Powered by CoinGecko API
- 為替レート: ECB(欧州中央銀行)公表レート
- 株価・投資信託基準価額: 各市場の公開データに基づく
※ 本記事は、筆者個人の運用記録および一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入、売却、保有、投資判断を推奨・勧誘するものではありません。掲載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、将来の市場環境や運用成果を保証するものではありません。投資には価格変動、為替変動、金利変動、流動性、信用リスク等があります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。