【2026年5月】FXスワップ月報 — スワップ収益+27万円、一部ポジションを利益確定
· なつみかん
はじめに
FXスワップ投資はポートフォリオ全体の約65%を占める中核カテゴリです。2026年5月は、新規の入金・出金が一切なく、長期保有していた新興国通貨ポジションの一部を利益確定のために売却(決済)した月でした。決済により売買差益¥2,174,017と実現スワップ¥276,955(合計¥2,450,972)が確定しています。発生主義(その期間に発生したスワップの合計)で見ると、5月のスワップ収益は**+¥274,879**でした。純資産の増減の中身を、実現損益・含み益・スワップに分けて率直にお伝えします。
なお、本記事のFX口座の数値は直近営業日である5月29日時点のものです(5月30日・31日は週末でFX市場が休場のため)。
5月サマリー
| 指標 | 5/1 | 5/31 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 純資産額 | ¥13,007,267 | ¥14,429,989 | +¥1,422,722 |
| 評価損益(含み益) | +¥7,318,865 | +¥6,290,615 | -¥1,028,250 |
| 累積スワップ(発生主義) | ¥1,172,578 | ¥1,447,457 | +¥274,879 |
| 証拠金維持率 | 716.99% | 752.64% | +35.65pt |
純資産は約142万円増えました。5月は入金も出金も一切ありません(新規資金ゼロ)。増加の中身は、ポジション売却による売買差益¥2,174,017と実現スワップ¥276,955(合計¥2,450,972)の確定益から、まだ決済していない建玉の含み益(評価損益)の縮小¥1,028,250を差し引いたものです(2,450,972 − 1,028,250 = 1,422,722)。含み益が¥7,318,865→¥6,290,615へと約103万円縮小したのは、相場全体が悪化したからではなく、含み益を持っていたポジションを売却して利益を確定(現金化)したことが主因です。確定した利益は含み益の欄から消え、口座の現金(預託証拠金)として残ります。
証拠金維持率は716.99%→752.64%へと上昇しました。これはポジション決済によって確定した利益が口座の現金に積み上がり、証拠金に余裕が生まれたためで、ロスカットに対する耐性は高まっています。
スワップ収益の推移
累積スワップの月次推移です。
累積スワップは発生主義で記録しています。つまり「その期間に発生したスワップの合計」で測り、ポジションを決済したかどうかには左右されません。建玉に貯まっているスワップと、決済済みポジションで実現したスワップの両方を合算した数字です。
| 月 | 月末累積スワップ | 月間増加額 |
|---|---|---|
| 3月 | ¥868,167 | — |
| 4月 | ¥1,172,578 | +¥304,411 |
| 5月 | ¥1,447,457 | +¥274,879 |
5月のスワップ収益は**+¥274,879**でした。4月(+¥304,411)に次ぐ水準で、引き続きインカムの中心となっています。
5月は一部ポジションを売却したため、決済分のスワップ(¥276,955)が「建玉に貯まっているスワップ」から「実現したスワップ(現金)」へと移りました。建玉の残高だけを見ると一見横ばいに見えますが、発生主義で見れば5月も約27万円のスワップが着実に発生しています。インカムは保有・決済のタイミングに左右されない発生主義で見るのが実態に近いと考えています。
5月に決済したポジションで実現したスワップの通貨ペア別内訳は以下の通りです。
| 通貨ペア | 実現スワップ |
|---|---|
| トルコリラ/円(TRY/JPY) | +¥99,695 |
| メキシコペソ/円(MXN/JPY) | +¥72,735 |
| ハンガリーフォリント/円(HUF/JPY) | +¥53,410 |
| 南アフリカランド/円(ZAR/JPY) | +¥51,115 |
| 合計 | +¥276,955 |
5月の注目ポイント
一部ポジションを利益確定で売却
5月は保有する新興国通貨ポジション(ZAR/JPY・MXN/JPY・HUF/JPY等)の一部を決済(売却)しました。これにより売買差益¥2,174,017と実現スワップ¥276,955を実現しています。含み益(未確定の利益)の一部を、実現益(確定した利益・現金)に切り替えた月といえます。なお、売却にあたっての判断や今後の方針について、本レポートは特定の売買を推奨するものではありません。あくまで運用記録としての報告です。
純資産の増加は新規資金ゼロでの利益確定によるもの
5月のFX口座は入金も出金も一切ありませんでした(新規資金ゼロ)。したがって純資産増加+¥1,422,722は、外部からの元手追加ではなく、全額が経済的な損益です。内訳は、ポジション決済で確定した利益¥2,450,972(売買差益¥2,174,017+実現スワップ¥276,955)から、未決済建玉の含み益の縮小¥1,028,250を差し引いた金額です。純資産の増減は「実現損益」と「含み益の増減」が混ざった数字なので、分けて見ることが大切です。
含み益(評価損益)が減った理由
建玉の含み益が¥7,318,865→¥6,290,615へと約103万円縮小したのは、含み益を持っていたポジションを売却して利益確定したことが主因です。確定した利益は含み益の欄から消え、口座の現金として残ります。したがって、この含み益の減少は必ずしも相場全体の悪化を意味しません。ただし、残った建玉の含み益も為替次第で増減するため、評価損益は今後も変動する可能性があります。
FXスワップ投資のリスク(毎月掲載)
FXスワップ投資は魅力的なインカム収益がありますが、以下のリスクは常に存在します。
- 為替変動リスク: 新興国通貨は急落のリスクがあり、含み損がスワップ収益を大きく上回る可能性があります
- スワップ変動リスク: 各国の政策金利変更によりスワップポイントが減少・逆転する可能性があります
- レバレッジリスク: 証拠金取引のため、急激な為替変動時にロスカットされる可能性があります
5月のように、純資産が増えても含み益は縮小していることがあります。また、スワップ収益が出ていても、為替の含み損がそれを上回れば全体ではマイナスになり得ます。毎月のスワップだけを見て「安定収入」と判断するのは危険です。
まとめ
- 発生主義で見た5月のスワップ収益は**+¥274,879**(4月+¥304,411に次ぐ水準)
- 一部ポジションを利益確定で売却し、売買差益¥2,174,017と実現スワップ¥276,955を確定
- 建玉の含み益は約103万円縮小したが、これは主に利益確定によるもの(相場悪化が主因ではない)
- 5月は入金・出金ゼロ。純資産**+¥1,422,722**は全額が経済損益(確定益¥2,450,972 − 含み益の縮小¥1,028,250)
- 証拠金維持率は752.64%とロスカット耐性は確保
- インカム(スワップ)は保有・決済のタイミングに左右されない発生主義で見るのが実態に近い
参考情報・データソース
- ポートフォリオ実績・FX口座サマリー: BigQuery集計データ(毎日自動更新)
- 為替レート: ECB(欧州中央銀行)公表レート
- 株価・投資信託基準価額: 各市場の公開データに基づく
※ 本記事は、筆者個人の運用記録および一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入、売却、保有、投資判断を推奨・勧誘するものではありません。掲載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、将来の市場環境や運用成果を保証するものではありません。投資には価格変動、為替変動、金利変動、流動性、信用リスク等があります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。